動物のストレス

こんにちは!
代謝が良くなり痩せやすくなると小耳に挟んでから
毎日炭酸水をガブ飲みしている看護師樋口です(`・ω・´)

みなさん、ストレス社会と呼ばれるこのご時世いかがお過ごしでしょうか?
精神的なストレス、体力的なストレス、環境のストレスなど日頃から多くのストレスと
戦っていることと思います(T_T)
人間も色々ありますが、動物にも様々なストレス事情があることはご存知ですか?
今回は動物がどんなことにストレスを感じているのかご紹介したいと思います。


知らない環境

お出かけ、ペットホテル等の預け先、お引っ越し等で
知らない場所や初めて合う人間と接触することに少なからず
緊張や不安、恐怖を感じることが多いようです。
お出かけ先では適度に休憩をとったり、預け先やお引っ越しなどでは
普段使い慣れた毛布や食器、おもちゃなどを一緒に持って行くだけでも
ストレス緩和に繋がります。

食べ慣れない物
いつも食べているご飯が急に食べたことのないものに変わったり、
食べたことのないオヤツを食べたりすることでも身体がストレスを
感じることがあるようです。新しい食べ物に挑戦するときは、
ゆっくり少量から初めて見ると良いかもしれませんね。

人の行動や言動
飼い主さん同士の喧嘩や、過剰な愛情表現、飼い主さんの感情の変化にも
ストレスを感じる事があります。動物は人の行動をよく見ており
飼い主さんの表情、声のトーン、声の大きさや動きなどで感情を読み取り
今どのような状態なのかを判断しています。不安な気持ちにさせない為にも
動物の前で人間同士の喧嘩は避けたいですね。
行き過ぎた愛情も、時には動物にとってはただの迷惑になることも。
可愛いからと言ってなでまわしたり、かまいすぎないようにすることも大切ですね。
(それでも触りたくなってしまうのが飼い主の心ですが…)
飼い主さん自身がストレスを抱えている場合も動物に伝わってしまうことがあります。
落ち込んでため息ばかりつき、笑わなくなり話しかける回数が減るなど明らかに
飼い主さんの心の変化が伝わるような素振りは動物には見せない方が良いですね。

触れ合う時間
かまいすぎることとは正反対に、触れ合う時間が短すぎることも
動物の気持ちが満たされずストレスに。わんちゃんでは欲求吠えに繋がることもあります。
動物に合わせて適度なスキンシップがとれると楽しい時間が増えてお互いが幸せになれますね。

気温や環境の変化
急に暖かくなったり、急に冷え込んだりと温度差が激しい時期は身体に負担がかかりストレスとなります。
花粉やホコリ、乾燥や湿気など様々な気候も関係しています。温度変化に気をつけながら
楽しんで四季を過ごせると良いですね。
また、工事の音や花火などの大きな音にも不安や恐怖を感じることがあります。
予め場所を移動したりうまく気持ちをそらすなど、安心できる環境を整えてあげられると
ストレスの軽減につながります。

動物はストレスを感じた際に様々な症状や行動を起こすことがあります。
代表的なものでは、

食欲が落ちる
元気がなくなる
嘔吐する
下痢や軟便がでる
おしっこを我慢する
体の一部を必要以上に舐めて毛がハゲてしまう
同じ場所をぐるぐる回る
尻尾を追いかけ回す
異常に吠える、鳴く  などなど…

いつもと違う様子が見られ、なかなか改善が見られない場合は
本格的な治療を始めなければならない場合もあるため早期の受診をおすすめします。
お互いが気持ちよく過ごす為にも小さなサインを見逃さずストレスフリーな生活を送りましょう!

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