猫さんのワクチン

こんにちは、動物看護師の浦崎です。

段々と寒さがましてきています。皆様、風邪やインフルエンザ等にご注意ください^^

今回はねこちゃんのワクチンについてご紹介致します。

そもそもなぜ、ワクチンの接種が必要なのか?

ワクチンは病気の感染を防ぐもしくは、感染しても症状が軽減されるなどとても大きなメリットがあります。

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子猫ちゃん(子犬ちゃんも)は生まれてから2ヶ月程まで母猫さんの母乳より移行抗体という免疫を譲り受けます。この免疫が体内にある間は様々な感染源から子猫さんを守ってくれますが、徐々に効果が低下し守ってくれるものがなくなってしまいます。

そこで!このお母さんからの免疫が消えてしまう前にワクチンを接種します。初年度は一定期間に2回の接種を行いしっかりと免疫を体に定着させてあげます。翌年以降は最終接種より一年後に一回の接種を行うことで継続的に免疫を持続させることができます。

しかし、ワクチンを打つ際にどうしても気になることがあると言われることは多くあります。それは「ワクチンアレルギー」です!ワクチンアレルギーは接種後に顔が腫れたり、元気がなくなってしまったり・・・時間が経つと回復する症状もありますが、当院では変化があればすぐにご連絡していただくようお話させて頂いております。また、接種後にすぐに出てくるアレルギーもあります。重篤な症状にすぐに対応できるように、接種後は15分程病院に待機していただき様子をみてからご帰宅をおすすめしております。

ワクチン接種は体調の良い日におこないましょう!当日は激しい運動等は避け、のんびり過ごしてあげてください。可能でしたら様子をみることが出来るお日にちを選んでご来院いただけるとねこちゃんも飼い主さんも安心かと思います^^

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獣医師さんに相談しながら愛猫さんにあったワクチンの接種をご検討されてくださいね!

 

 

 

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