猫ちゃんのコミュトレ

こんにちは。動物看護師の山田です。
台風もあっとゆうまに過ぎていきましたね。朝は肌寒く秋が近づいているのを感じます。

私の実家には4ヶ月の柴犬ひじきちゃんと2才の猫のルイくんがいるのですが、二人は仲良しでよく一緒に遊んでいます。
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ふたりのじゃれ合いを見たくて実家に帰る頻度が高くなりました。
実家に帰った時、ひじきに「お座り」「待て」「ハイタッチ」や「ゴロン」を覚えさせていたのですが、ルイくんは猫だからな~と芸なんて覚えさせようと思った事がありませんでした。

そんな時にBenesseの「ねこのきもち」10月号に書かれていた記事がおもしろかったのでご紹介させていただきます。
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何かを覚えてもらう時、猫ちゃんの何の行動が正解なのか飼い主様の中で決めます。そして、正解した瞬間カチッ(ボールペンなどでもOK)という音をたてて、おやつをあげます。
例えば「おいで」を覚えてもらいたい時、はじめは猫の目の前に人差し指を出し、猫が本能的に鼻を近づけたらその瞬間カチッと音を出し、おやつを与えます。
次は少し距離をとって、猫の鼻から20センチほど離して指先を差し出します。猫が立ち上がって鼻をつけようとしたら、指先を自分の方へ動かします。
自分の近くで指先をとめ、猫が鼻をピタッと付けたらカチッという音を出し、おやつを与えます。
注意点としては猫の顔の前で音は鳴らさない。1回あたり1~2分程度。音を出したら必ずおやつを与える。だそうです。

他にも膝に「のって」「下りて」や「くるりと回って」、「ハイタッチ」「キャリーに入って」などの教え方も写真つきで掲載されています。院内の本棚にありますので、興味を持たれた方は来院の際に読んで見て下さいね。
ポイントは正解した瞬間の音とおやつみたいなので、次に実家に帰った時にルイくんにやってみようと思います!

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