猫の目

こんにちは、動物看護師の浦崎です。
11月に入りすっかり秋めいてきましたね!病院の前の「浜の町公園」も少しずつ紅葉が始まってきました。軽い登山に行きもみじ狩りをっと思ったのですが、10月下旬だったのでまだ青さと赤さが半々ぐらいで、これはこれで綺麗でした^^

今回は「猫の目」その中でも色についてのお話です。
子猫さんの飼主さんに「うちの子は目が青いですよね?」っと尋ねられることがあるのですが、
子猫のときみられるクリクリとしたお目々の色は「kitten blue(キトンブルー」といわれるもの。(グレーやブルーに見えます)
猫人生の中でこれがみれるのは生後2ヶ月齢ぐらいまでです。その後ひとりひとりが徐々に自分の目の色に変化していきます。貴重な時期ではありますが、その後どんな色に変化するのかも楽しみのひとつかもしれませんね^^

そこで疑問、何色あるのか?
調べてみました✩
大きく分けると4種類グリーン、ヘーゼル、アンバー、カッパー
更に細かくわけるとなんと9種類も!
サファイアブルー・ブルー・アクア・グリーン・ヘーゼル・イエロー・ゴールド・オレンジ・カッパー
メラニンの色素が少ないとブルー系になり、多いとオレンジ系になります。

我が家の猫さんの変化(グレー?ブルー?既に変化しているような・・・→→→グリーンに!)

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グリーン
洋猫に多く、純血の日本猫には見られない色です。
(最近は日本猫と洋猫血が混じり合っていろいろな猫さんにみられるようになっています)
グリーンとはいっていますが実は無色。光の反射で人の目にはグリーンに見えるそうです。

ヘーゼル
ヘーゼルナッツから由来があるそうで、真ん中に近いところからグリーンで始まり、外側に向かいイエローのグラデーションになっています。 吸い込まれそうな魅力があります

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アンバー
いわゆる猫の目といわれる満月のような琥珀色です。アンバーの黒猫さんはまさに満月を連想させてくれる綺麗さがありますね。

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カッパー
純血に和猫に多く、銅色。濃ゆいオレンジです。光の加減で赤っぽい色にみえたりします。

余談ではありますが「カオマニー」をご存知ですか?
タイ王室の門外不出の白い猫、瞳は右左で色の違うオッドアイ、日本語で「白い宝石」その目は「ダイヤモンドの瞳」といわれているそうです。

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皆様のねこさんは何色の瞳をお持ちですか?

 

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