秋の芋掘り(自然薯編)

こんにちは、先日の芋掘りで筋肉痛になった笠原です。普段使わない筋肉を使ったせいか、それとも芋を掘ると同時に掘り起こしてしまったカエルの呪いでしょうか。どっちにしても1日で治ったのでよしとします。

さて、そんな私ですがまた性懲りもなく芋掘りに行ってきました。今回は芋掘りといっても畑の芋ではありません。山に自生する山芋、即ち「自然薯」です。ちなみに長芋・大和芋・自然薯は種類が違うらしく、
長芋・・・中国原産、粘り少な目
大和芋・・・南方原産、粘り中くらい
自然薯・・・日本原産、粘り最強
これらを総称して「山芋」だそうです。なので厳密にいえば自然薯も畑で育てられるということですが、なんとなく「山で育ってこそ自然薯!」という気がします。

そんな自然薯の収穫は、まず芋のツルを探すところから始まります。木に絡まる無数のツルの中から山芋のツルを探し、根元まで辿り、周りの草木をあらかた取ります。秋が深まってくると葉っぱが枯れてツルが一層わかりにくくなるので、ここまでは秋口にやっておいてツルにリボンなどの目印をつけておき、芋が太ったころに掘ると良いですね☆

さて、そこまで済んだらいよいよ芋の発掘です。まず芋のツルを中心にしてU字型に穴を掘ります。
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自然薯は長いと1mくらいの長さになります。しかも土中でクネクネ曲がったり枝分かれしたりしているので、芋を無傷で掘りだすために、周りの土から攻めます。ある程度掘ったら芋がどのように伸びているか探り、また掘り・・・を繰り返していきます。化石を発掘するような気持ちですね!片面は土に付けたまま、山芋の表面をだしていきます。だんだん穴が深くなってくると、崩した土を掘りだすのにも一苦労。。。体力はあるはずなのにスコップさばきで80代の祖父に負けた私は、上半身を穴に突っ込んで土を掻きだす作戦に。何度かバランスを崩して犬神家状態になりながらも頑張りました。

芋の終わりが見えたら、いよいよ山芋を土から外します。折れませんように!と祈るような気持ちで掘り出します。

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今回は時間の関係で2本しか採れませんでしたが、2家族がとろろごはんをするのには充分ありました。自然薯のとろろはお餅のように粘って美味しい!やっぱり旬のものを食べると元気が出ますね!みなさんも栄養たっぷり摂って、風邪などに負けないようにしてください^^

最後に埋め戻す前の穴に入ってみました。※良いオトナは真似しないでください

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