我が家の猫(佐藤)

獣医師の佐藤です。突然ですが、猫ってかわいいんですよー。
家で猫を飼っていらっしゃる方はきっと、よくご存知だと思います。

私は猫を飼ったことがないまま獣医大学へ行き、そのまま卒業して獣医師になってしました。もともと犬も猫も好きでしたが、獣医師になって診察台の上で見る猫と、家でゴロゴロとくつろいでいる猫は全く別物なんだって知ったのは自分で猫を飼うようになってからでした。

chankoeye

我が家の猫「ちゃんこ丸くん」は飼育放棄され捨てられていたところを保護したのがきっかけで一緒に住むようになりました。獣医師になって3年目のことでした。彼は警戒心の強い猫ではありますが、人間に対してそれほど恐怖心を持っていないこともあって、すぐに仲良くなりました。

今では私が帰宅すると必ず玄関までお出迎えに来てくれます。抱っこされるのが好きで、膝の上でずっと丸くなっているので、冬は湯たんぽ代わりに重宝します。一緒に映画一本見られるくらい長居してくれます。私にとってたまらなく幸せな時間のひとつです。

そんなちゃんこ丸くんももう8歳に突入します。毎日いっしょにいるのでなかなか実感が沸かず、いつまでも若いつもりでいましたが、いつの間にかもう中高年齢域に突入しようとしているのにはびっくりです。

chankowood

猫エイズが陽性なので免疫的にやや弱いところがあり、口内炎があるのが心配の種です。ただそれ以外は年に1度の健康診断で、病気の早期診断・早期治療を目指しています。私は自分の猫に年に1度、血液検査、X線検査、尿検査をしています。

もちろん患者さんとしてやって来る猫ちゃん達にもオススメしております。年齢や品種、これまでかかった病気や体質などに応じて健診メニューは変えてあげるべきですので、お気軽にご相談ください。私たちといっしょに、愛猫とずっと元気でいられるように今後の計画を立てていきませんか?

私たちの病院は、猫にも優しい動物病院を目指して様々な取り組みを行っています。その詳細につきましてはまた後日、改めてお話差し上げたいと思います。

関連記事