こんにちは、看護師の三角です。
11月に入りだいぶ寒くなってきましたね。
うちのスピッツのふゆちゃんは暑さは苦手ですが、寒さにはめっぽう強いので
夏に比べて楽しそうにお散歩に行っています。
ドッグランも暑さを気にせず好きな時間に行けるので
最近はほんと快適になりました✨️
寒くなってくると、乾燥が気になって保湿をする機会が増える方が多いと思います。
”保湿”ってとっても大事だと感じることがあったのでご紹介します!
①皮膚のバリア機能アップ
皮膚は外部からの刺激や敵(細菌やウイルス、アレルゲン物質など)を守る機能をしています。
皮膚一番上のところを表皮と呼ぶのですが、その表皮は潤いを保つことで
バリア機能をキープしています。
その表皮の潤いがなくなってバリア機能が落ちてしまうと、
外部からの敵が入りやすくなり、皮膚トラブルに繋がることがあります。
皮膚症状の治療をする際に、保湿が大切になることもありますので
皮膚治療に関する詳細は獣医師にご確認ください。
②傷の治りが早くなる!
これは最近よく言われるのでご存知の方も多いと思います。
昔は傷ができたら
乾燥→ かさぶたをつくる
という治し方が一般的でした。
ただ、この方法だと傷の治りも遅い上に傷跡が残りやすいと言われています。
現在は、”湿潤療法”というのが主流になっていて
傷口は乾燥させず湿潤環境を保つことが大切になっています。
市販品ですとキズパワーパットなんかが該当します。
傷の種類にもよりますが、欠損が多い傷口には特に効果を発揮します。
冬の時期になるとよく耳にする『保湿』ですが
医療の現場でも、とっても大切なんだなと改めて感じました☺✨️