夏の日差しに注意!

こんにちは、動物看護師の林です。
日に日に暑くなってきましたね。
また、年々暑さが増している地球、、、ι(´Д`υ)アツィー
これからの時期気をつけなければいけないのが熱中症です!

【熱中症の症状】
初期症状
・はハァハァと口を開け激しく呼吸
・よだれが沢山でる
・目や口が赤く充血している
危険な状態
・ぐったりしてる
・発作を起こす
など命に関わってくるのが熱中症です。
そうならないためにもしっかりと対策してあげましょう!

【室内】
・クーラーをつける
動物の手の届かないところに置かないなどリモコンの置き場にも注意しましょう!
・遮熱カーテンを使用する
電気代の節約にもなります
・水飲み場を増やす
水分をとりやすい環境にしましょう
ひんやりマットを置いたり動物が自分で移動して体温調節できるようしするとGOOD!

【外出時】
・日中など暑い時間帯の散歩は避ける
日中アスファルトの熱さは60度近くになることもあり肉球を火傷することも、、、
早朝や日が暮れた後などの涼しい時間に行くようにしましょう
・水分をこまめにとる
・クールネックやクールベストを身に着ける
・車でのお留守番はNG
短時間だけなら、、は危険です!クーラーのついていない車内は30分もあれば40度以上になります

【特に注意が必要な犬の特徴】
・肥満
暑い皮下脂肪で熱を放散しにくく発症しやすくなります    
・毛が黒い
熱を吸収しやすいため注意が必要です
・短頭種
人と違い全身に汗腺がない犬猫は口で呼吸し唾液を気化させることで体温をさげようとします
チワワやブルドッグなどの鼻が短い犬種は口腔の面積が狭く唾液を気化して熱を逃すのが苦手です
また気道も狭いため発症しやすくなります
・子犬やシニア犬、心臓病などの疾患がある子
体温調節が苦手な年齢や体力がない子は特に注意が必要です

【応急処置】
まずは日陰や室内など涼しい場所に移動する
首、脇、股などに太い血管があるので氷など冷やせるものがある場合その部位を冷やしましょう
氷がない場合は水で身体を濡らして風をあてましょう(氷水で濡らすのはNG)
※冷やす際は体温が下がりすぎる場合があるため様子をみながら行ってください
熱中症の疑いがある場合はすぐに動物病院を受診してください!

わんちゃんだけでなく室内で暮らしているねこちゃんも注意が必要です!
熱中症対策グッズは夏本番前に準備しておきましょうね!

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