梅雨に多くなる疾患

 こんにちは!スタッフの藤井です。最近は、紫陽花が綺麗に咲く季節になりましたね🥰

私は、紫陽花が一番好きなお花なので、見かけるたびにとても嬉しい気持ちになります!!

 さて、今回は梅雨の時期に多くみられる疾患についてお話ししようとおもいます。

それは、皮膚の疾患です。梅雨の時期は湿度が上がり、カビ・ダニ・細菌などが

増えやすくなることで起こります💧

 まずは、皮膚疾患についてです。とくに多くみられるのは、膿皮症です🐕

膿皮症とは、皮膚で細菌が増殖することで、さまざまな症状を起こす病気です。

皮膚には、もともと常細菌が存在していますが、湿気により細菌が繁殖し、

細菌のバランスが崩れることで、症状が出るようになります。

主な症状は、「かゆみ」です。小さな膿のかたまりができ、しきりに体を舐めたり噛んだりする

行動をとり、悪化すると脱毛や発疹がみられるようになります。

 続いて、耳の疾患についてです。とくに多くみられるのは外耳炎です👂

外耳炎とは、外耳(耳の入り口から鼓膜まで)に起きる炎症で、湿気や耳ダニなどの寄生虫、

アレルギーが原因となり発症します。

外耳炎も主な症状は、「かゆみ」です。その他に、痛み・赤く腫れる・耳垢がたまる・異臭がする

といった症状を伴います。耳の不快感から首を傾けて、後ろ足で耳を引っかくといった行動も

みられます。

 当院では、皮膚の細胞や耳垢を採取し、顕微鏡で原因を調べる検査やお耳の洗浄、お薬の処方など

行っております。症状が見られた際には、ぜひ一度診察にいらしてくださいね😊

適切な治療をして、楽しく梅雨の時期を過ごしましょう🌈

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