浜の町公園に沢山落ちてる銀杏を見て秋を感じる動物看護師の山田です。こんにちは。
今日ご紹介するのはクリーム色のMIX犬、ハルちゃん(男の子)。現在10才で初めは「後ろ足が震える」「便を出しにくそう」との事で来院されました。検査する間は飼い主さんと離れるため少し寂しそうな表情。とても良い子で、スタッフが屈むと少ししっぽを振って触られに来たり、背をスタッフ側に向けてピタッくっついて座ったり、クリーム色のまつげが下がり気味でタレ目の愛嬌あふれる顔のハルちゃん。
預かり時は「ハウス」とケージを指すとトコトコと入っていく。こんなに可愛いハルちゃんが段々と元気がなくなっていくと心配される飼い主様。
詳しく検査してみると肛門周囲皮下に腫瘤が確認され、化学療法で治療して行くことに。薬の投与による副作用で嘔吐等の消化管への影響が心配される事もありましたが、日が経つにつれみるみる元気になったと喜んでくれる飼い主様。「最近はご飯!と吠えなくなってたのに今日はおねだりに吠えてくれた」「段差を飛び越えられるようになった」とハルちゃんの変化が飼い主様や私達スタッフを明るい気持ちにしてくれます。ある朝、病院の前の浜の町公園を歩いている時、少し遠くにハルちゃんがお母さんと散歩している所でした。屈んで「ハルちゃん!」と呼ぶと、チラッとお母さんを確認してOKがでたのか猛ダッシュで私の所に走ってきてくれました。この時の顔が本当にニコニコしているように見えて可愛く、その日一日私自身も思い出してはニコニコ(ニヤニヤ?)になってしまいました。
最近では経過を診るため一緒に来院してくださる時はスタッフ全員がハルちゃんに癒やされ、飼い主様からハルちゃんの新しい変化を聞く事を楽しみにしています。こういった流れに身を寄せれると仕事の楽しさが増します。
笠原さんにオヤツを貰ってご機嫌のハルちゃんは本当に表情が豊か。
これからもハルちゃんがどんどん元気になって飼い主様やご家族がみんなHappyになりますように。