麻酔勉強会を行いました

こんにちは。動物看護師の山田です。
暑さが日毎にましていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
これからは熱中症なども気になる季節ですので、ワンちゃんによってはこまめな水分補給やお部屋の温度調節などが必要になってきますね。

5月27日の夜に、当院の麻酔の指導をお願いしていますVAS 小動物麻酔鎮痛サポートの長濱正太郎先生にお越しいただき勉強会を行いました。そして今回は動物ではなく人医療の方の麻酔専門医の先生にもアドバイザーとしてご同席頂きました。
普段手術中の麻酔コントロールは先生達が行うのですが、この勉強会では私たち動物看護師も参加させてもらいました。

今回は実際に麻酔を行ったワンちゃん猫ちゃんの去勢や避妊手術に始まり、脾臓摘出術や椎間板ヘルニアの手術の症例をあげ、麻酔記録を元にディスカッションをする形式で進行しました。
佐藤先生がプレゼンし、長濱先生方にその都度コメントしていただき、看護師も分からない事はその場で質問したりしました。
_KEN1574
私にはなじみのない薬剤名や医学用語が出てきてやや難しいこともありましたが、手術中にずっと疑問に思っていた事が分かるようになり大変得るものが多い勉強会でした。たとえば、犬と猫で使用する薬剤の効果が大きく異なる場合があったり、犬種によって麻酔前に使用する薬剤をその子に合わせて変更してあげることなど、動物麻酔の奥の深さに驚かされ、とても良い刺激になりました。

これからは麻酔時の先生たちの動きをよく観察し、その意味を理解できるように勉強していかなければなと実感しました。また、飼い主様の大切な家族を安心してお預けして頂けるよう、このような勉強会を通して日々精進していこうこと思います。

関連記事