ごはんの話

こんにちは、動物看護師の笠原です。今年の冬は暖かいと思っていたら最近急に冷え込みましたね。私は自転車で通勤しているので寒さが一層身にしみます。でもそんな寒さに負けず、昼食の後に看護師3人でアイスを買い込んでパフェを作り、アイスパーティを開催しました。アイス4種類、ウエハース、板チョコ、アズキ、栗の渋皮煮、フルーツグラノーラを使った贅沢な逸品となりました。

私はそんな食生活を送っていますが、動物園では動物たちのために色々と工夫がされた食事が出されているようです。先日新聞を読んでいたら、サルにバナナを与えるのをやめたらサルが健康になったという話が載っていました。ある動物園でバナナとリンゴを止めてイモ類を少なく、葉物野菜や大豆のタンパク質を増やしたところ、まだらだった毛並みが生えそろい、綺麗になったとのこと。他にも季節でカロリーを変えたり、内容を変えたりすることでお通じや体重に良い変化があったそうです。動物園では野生と同じ餌は手に入りづらく、気候も運動量も違います。私もサルはバナナ・・・というイメージがありましたが、バナナばっかりあげていてはいけないのだなぁと思いました。
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犬や猫に関して言えば、「野生では肉を食べている」というところでしょうか。確かに狼などは肉を食べていますが、野生では動物を丸ごと食べています。つまり動物が食べた植物ごと食べているようなものです。人間が用意できる「肉」はほとんど筋肉なので、そればっかりだと栄養が偏ってしまいがちです。市販のフードで「総合栄養食」と書かれているものであれば、それと水だけで必要な栄養が摂れるので便利ですね。食餌療法が必要となった時もストレスが少なく切り替えられることが多いです。病院では病気の子用の療法食だけでなく、健康な子用のフードも販売しています。年齢に応じたものや、太り気味・皮膚が弱い・お腹が弱いなどお悩み別のものなど各種取り揃えておりますので、フードで迷われた際はお気軽にご相談ください^^

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