たんぽぽの話

こんにちは、最近運動不足が気になる笠原です。今年の桜は、咲いたと思ったらあっという間に雨に当てられてしまいましたね。桜の木の下を通ると桜の花びらが落ちてきて、思わず捕まえたくなります。狩猟本能でしょうか^^; 散り際の桜もよいものだと思います。花は盛りに…と誰かも言っていましたしね!

さて、春の花は桜以外にもいろいろあります。ポピー、つつじ、チューリップ、また道端にはたんぽぽやシロツメクサ、カラスノエンドウなどをよく見かけるようになりました。「たんぽぽの話」と言っておきながら冒頭の写真はシロツメクサですが;シロツメクサも、子供のころは指輪にしたり冠にしたりとよく遊んでいました。でも、ちゃんとたんぽぽの写真も撮りましたよ!

ここからたんぽぽ雑学です。以前「カラスにも種類がある」という話をしましたが、「たんぽぽにも種類がある」んです。細かいことを言うと日本には20種類ほどのたんぽぽがあり、最近はその交雑種もみられるそうですが、大きくは「二ホンタンポポ」と「セイヨウタンポポ」に分けられるようです。ニホンタンポポは、その名の通り日本にもともと自生している日本のたんぽぽで、セイヨウタンポポは外国から入ってきた、いわゆる「外来種」ですね。今、私たちの身近に見られるのはほとんどがセイヨウタンポポです。見分け方は、花の下のがくのような部分(総苞弁というそうです)が反っていればセイヨウタンポポ、ピタッとしていればニホンタンポポで大体良いようです。私が写真を撮ったたんぽぽも反っていたのでセイヨウタンポポ。

ニホンタンポポはこんな感じだそうです↓ 花から茎にかけてシュッとしてますね。

他の場所でも見てみましたが、みんなセイヨウタンポポでした。田舎の方や、関東の太平洋側にはニホンタンポポもまだ生えているんだそうです。たんぽぽの咲き乱れるのどかな光景も、外来種と在来種の攻防が繰り広げられているかと思うと、少し見る目が変わってくるような。それにしても、「外来種」というとなんだか悪者のようですね。本人たちはただ根付いた場所で育って増えただけなのに・・・;

さて、花が咲き乱れる季節、花粉と紫外線と虫刺されに気を付けながら楽しんで過ごしましょう!

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