マイクロチップ装着について

こんにちは!看護師の三角です。相変わらずじりじりとした暑さが続いています。こんなに暑いと、わんちゃんを連れて海や川に行って一緒に遊ぶと楽しいんだろうなぁ…と妄想を膨らませています。飼い主さんのお話を聞いていても、この時期はキャンプや旅行に行かれる方も多く聞くだけでワクワクしてきます✨おうちの子とお出かけする際はケガや事故、熱中症には十分お気をつけ下さいね!

 

先日テレビを見ていると気になるニュースが流れていました。それは、アメリカの企業で社員の手にマイクロチップを埋め込む取り組みを始めたという内容です。マイクロチップはてっきり動物だけのものだと思っていたのでびっくりしてそのニュースを見ていたのですが、どうやら埋め込むのは希望者のみで、マイクロチップを埋め込めば手をかざすだけでパソコンのログインができたり、出入り口の鍵を開けたり、商品購入ができるとか。なんだかSF映画でよく見るような光景が現実のものになったような感じがしました…時代は常に進化していますね…すごい…😲

なので今回は、マイクロチップ装着についてお話したいと思います。(ヒトではなくワンちゃんネコちゃんです)

 

マイクロチップは、その動物の個体情報(飼い主さんの連絡先など)を登録できるもので、首の後ろの皮膚に埋め込みます。

気になるのはその針の太さですが…

ご自宅にある比較しやすいもので、体温計と比べてみました。おおよそ体温計の先端くらいの太さでしょうか。

この針の中にマイクロチップ(直径2mm,長さ12mm程)が入っており、針を刺してそのまま埋め込むような仕組みです。

装着後はマイクロチップリーダーと呼ばれる機械をかざしてマイクロチップの情報を読み込みます。

マイクロチップを装着することで、迷子になった子や行方不明になった子が無事に見つかってご家族の元に帰ってくる確率が高くなります。熊本地震や東日本大震災の時も、マイクロチップを装着していた子たちはより早く飼い主さんの元に帰ることができたそうです。また、日本から海外に移住される際に装着が必須になることもあります。

 

当院で装着する場合は、飼い主さんにマイクロチップに登録する連絡先やご住所などをご記入頂き、装着する子の全身のチェックをしてからの実施になります。もしくは、麻酔をかけての処置(去勢手術や避妊手術、歯石除去など)の時に同時に行うことも可能です。

マイクロチップについて気になった方がいましたらいつでもご相談下さい。

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