いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)

こんにちは、だんだん暑くなってきましたね!通勤時の自転車だけで汗をかき始めている笠原です。

太陽の光を浴びて、最近は植物たちも一層元気そうです。病院の前の浜の町公園の緑も濃くなってきました。桜はとうの昔に終わってしまいましたが、舞鶴公園は今、ハナショウブがキレイに咲いています。写真では青っぽく見えるかもしれませんが、本当はもっと紫が強い感じなんですよ!白の花もさわやかでよいですね^^

しかし、ショウブとアヤメと杜若(かきつばた)って似てる・・・と書こうとしたら、ショウブもアヤメも漢字で書くと「菖蒲」なんですね!姿が似てる上に漢字まで一緒とは。あとハナショウブってわざわざ「ハナ」がつけてあるけど普通に「ショウブ」っていうのとは別物なのかなぁ、アヤメと杜若との見分けってあるのかなぁと、また私の探求心が出てきたので、少し調べてみました。

ショウブとハナショウブ

ショウブとハナショウブは全く別物!ということが判明。科からして違いました。
ショウブ→サトイモ科。節句の時の菖蒲湯に入れる葉っぱはこれ。
ハナショウブ→アヤメ科。葉っぱがショウブに似ていて花がキレイだから。
ハナショウブとアヤメと杜若はみんなアヤメ科なので花も似てますが、ショウブの花はガマの穂のような感じで全く似てません。では、花が似ているハナショウブ・アヤメ・杜若はどうやって見分けたらいいのでしょう?

ハナショウブ・アヤメ・杜若の見分け方

どうやら、花の根元が一番確実な見分けどころみたいです。

ハナショウブ アヤメ 杜若
花の根元の模様 黄色 網目 白い線
生えている環境 草地 湿地 水辺
背丈 高め(90㎝くらい) 低め(50㎝くらい) 中間(60㎝くらい)

アヤメの「網目」というのが少々わかりにくいですが、葉脈か血管みたいな模様が根元まで来ているのがアヤメってことみたいです。「アヤメ」が「アミメ」ですね!
ちなみに冒頭の言葉は、「(どちらも美しくて見分けがつきにくいことから)どちらも優れていて優劣がつけがたい」という意味のことわざだそうです。ことわざになるくらいだから、やっぱり似てる^^;
もしいずれかのお花を見かけたときには、見分けにチャレンジしてみてくださいね!

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