こんにちは。看護師の三角です。
先日ネットニュースを見ているときに、すごく衝撃的で面白い本が出版されたのを見つけました。
『カメの甲羅はあばら骨』(SBクリエイティブ) という本です。
本のタイトル通り、カメの甲羅は人間の体で表すなら
あばら骨に該当するそうです。
それを分かりやすくイラストで紹介している、
ちょっと変わった動物図鑑のような本です。
なかなかインパクトとクセの強い本でしたので、変わったものがお好きな方はぜひ調べてみてください。
なので今回は前回のブログと少し似ていますが、
犬の体と人間の体の違いを紹介しようと思います!
その1.犬はつま先立ちをしている!?
人間はカカト、足の裏、足の指先が地面についた状態
↓
で歩きますが、犬は人と大きく違うところがあります。
犬は指行性といってカカトを挙げて歩く動物です。
人間の足と比較するとこんな感じです。
なので人間に例えるとするなら、常に爪先立ちをしている形になります。
その2.犬には鎖骨がない!?
私たちは前に上に横に、腕を自由にグルグルと動かすことが出来ます。
それは胴体と腕を“鎖骨”が繋げてくれているからです。
犬には鎖骨がないので、人間のように腕を自由な方向に動かすことが出来ません。
ここで気をつけたいのが、犬の腕の可動域です。
犬の腕は前後には動かすことが出来ますが、横に開くことが出来ません。
動かない方向に無理やり動かすと、痛めてしまう原因になります。
私達もワンちゃんの可動域を意識して、無理な体制をさせないよう十分に注意しながら保定を行なっています🐾
ワンちゃんのマッサージや爪切りなど、ご自宅でワンちゃんの足を扱う時には
可動域、意識してみてくださいね🐕