こんにちは、看護師の長田です。節分を過ぎても寒さが続き、春が待ち遠しい時期になりましたね🌸 まだ冷える季節なので、体調にはお気を付けください🤧

久しぶりにうちの愛犬ジョンくんです♪
11歳になっても散歩が大好きなわんぱくおじいちゃんですが、年齢や寒暖差もあるのか便秘や下痢をする事が増えました。みなさんは愛犬・愛猫の毎日のうんちチェックはできていますか?
排便時の姿勢や回数・量などちょっとした変化の中にサインが隠れていることも⁉ 実は・・・重度の便秘は命に関わることもあり、放っておくとよくない症状のため、これを機により観察してみてください👀
便の硬さと大きさ、姿勢を見てみよう!
【小さくて回数の多い便】は、一見心配に思えますが腸がきちんと動いている証拠です。少量ずつでも出せていれば、腸内に便が残りにくく便秘の可能性が低くなります💩
逆に【大きくて長い便】は、一見よさそうに見えますが腸内に滞留してたとも言えます。シニア犬は大腸の動きが弱まり、便が長時間とどまりやすくなる為、より注意が必要です👴
【硬い便】は、長く強くいきみがちで腰や後ろ足に余計な負担がかかります。元々ヘルニアや腰痛持ちだと、姿勢が辛く便秘を悪化させてしまうことも😢
【おなら】は、腸内で便が停滞してガスが溜まっている、あるいは腸内環境が乱れて下痢に向かっているサインのことが多いです。便秘の前兆というよりは、すでに異変が起きている状態。特に便が出ず、おならだけ出る場合は要注意です⚠
便秘になりやすい性格や環境、年齢は?
外でしか排泄できないコは、留守番時の我慢が続き、大腸が便の水分を吸収して硬くなり、便秘がちに。神経質なコほど便秘になりやすく、大らかな性格のコは腸トラブルを起こしにくい傾向にあります。
【季節の変わり目】の急な温度変化や気圧差は、自律神経を乱し、ストレスから腸トラブルの原因になります。
【加齢】により基礎代謝や運動量が落ち、必要カロリーが減るため食事量も自然と少なめになります。その結果、便の量が減り便秘が起こりやすく、水を飲む量が減り、胃腸の働きも衰えることでトラブルが増えていくのです。
便秘から疑われる病気とは!?
便が出ない裏には、腸の動きの低下や痛み、肛門の異常など深刻な病気が隠れていることも。 犬の便秘は以下の2種類に分けられます。
【器質性便秘】腫瘍や前立腺肥大、骨盤変形など物理的に便が進みにくくなる🦴
【機能性便秘】体質や加齢、ストレス、腸の動きの低下で便が送り出されにくくなる🍃
どちらも、放置すると腸内に便が溜まり続け、腸が広がります。機能障害や血行障害の原因になったり、毒素が体内に吸収されると全身状態の悪化や命に関わる危険が生じたりすることもあります。
愛犬の便秘を見逃さないために🐕️
犬は一般的に1日1〜3回ウンチします。以下の便秘チェックの項目をみて観察してみてください。
●いつも通りの食生活で便が2日以上でない ●何度もふんばる ●硬くて大きな便 ●ふんばる時震える、痛がる ●少量ずつしか出ず、残便感がある ●排便後もソワソワしている ●肛門が赤い ●便に血がつく
これらの症状が当てはまる場合は、便秘か排便困難の可能性があります。
便秘にさせない!愛犬の腸の健康を守りたい🐕️
1️⃣きれいなトイレ環境を整える
人の出入りや物音の多い場所では安心して排泄できないコもいます。清潔さと落ち着ける場所のトイレの設置が排便リズムを整えます。トイレシーツは、体の向きを変えられる余裕のある広めのサイズを選びましょう。
2️⃣新鮮な水をいつでも飲めるように
健康な犬は、体重1kgあたり約50mlが目安です。水はこまめに変え、清潔を保つことで飲む量が増えやすくなります。飲水量が少ない場合は、食事と一緒にとらせる、水飲み場を増やすなどの工夫をしましょう。
3️⃣運動で胃腸の動きを活性化させよう
歩くことで胃腸の動きが活性化し、便秘予防に役立ちます。特に運動量の減りがちなシニア犬や中・大型犬は意識的に歩く機会を増やし、腸の動きを促しましょう。
4️⃣食生活の見直し
食物繊維は便通を助けますが、消化されづらい不溶性食物繊維をとりすぎると、便が太く硬くなり、逆に出にくくなることも。食事の時間帯も同じにすることで、自然な排便リズムがつくられます。
意外と知らない犬の便秘の疑問☁️
【便秘で直ちに受診が必要なのは?】 🔴ふんばっても出ず、苦しそう・元気がない時 便秘症状に加え、元気がない・嘔吐・強くふんばっても出ない等の様子があったら早急に受診をしてください。状況によりレントゲンやエコー検査をし、症状に応じて浣腸や摘便、お薬の処方をします。
【便秘予防にサプリメントは有効?】🔴与えてOK、ただし万能ではない為、選び方に注意
食物繊維系や乳酸菌など、腸内環境のサポートに役立つサプリはありますが、体質に合わないとかえって便秘を悪化させる可能性も。説明書をよく確認し、いつでもご相談ください。
最後に・・・☁️
便秘について説明させていただきましたが、ここで紹介したのは代表的・一般的なもので個体差によって出てくる症状も緊急性も大きく異なります。異変を早期発見してあげるために毎日の愛犬の観察がとっても重要です。
症状によって緊急性や対処法も変わってきますので、いつでもご来院ください。診察されるかお悩みの際は、お気軽にお電話でご相談ください。
みなさまの大事な家族の一員である愛犬・愛猫とその飼い主様が少しでも長く幸せに過ごせますよう心から願っております。私たちにもそのお手伝いをさせていただけると幸いです。