こんにちは!看護師の永富です。
皆さん夏の暑い季節、いかがお過ごしでしょうか?
くれぐれも熱中症には気をつけてお過ごしください😌
さて、今回は避妊手術にメリットとデメリットについてお話します。
まず、女の子の避妊手術は必ずしもしなければならない手術ではありません。
しかし、手術をすることで予防できる病気があり、統計的には平均寿命が1.5歳長くなることがわかっています。
メリットとデメリットをいくつか挙げたので、避妊手術を検討する上での参考になればと思います😊
メリットとして第一に挙げられるのが病気の予防です。
卵巣や子宮の病気を防ぎ、早期の避妊手術では乳腺腫瘍を予防してくれます。
特に未避妊のわんちゃんで多い病気が子宮蓄膿症です。
子宮蓄膿症とは、子宮に膿が溜まり最悪の場合、命に関わる病気のことです。
発症率が高まるのが、中年齢以降(6歳頃〜)でヒート(発情出血)が終わって1−2ヶ月後の未避妊のわんちゃんです。(ただ、猫ちゃんや若齢の子に起こらないわけではないのでご注意ください。)
症状についてですが、
・元気がなくなる
・食欲がない
・陰部から膿が出る
などがあります。
もしわんちゃんが何かいつもと違う異変に気づかれましたら、ご相談下さい。
また、ストレスや、マーキングなどの問題行動が減ることがもうひとつのメリットとして挙げられます。
デメリットは
手術に伴う全身麻酔のリスクや手術後の痛み、
体質の変化として、太りやすくなることや尿石症になりやすくなるなどが挙げられます。
全身麻酔のリスクを少しでも減らすために当院では、手術前に血液検査やレントゲン検査、心電図検査を行い、事前に健康状態を把握します。
手術当日はその子に適した麻酔薬の種類と量を調整します。
麻酔中はモニターや人工呼吸器などでその子の状態を管理します。
また、抗炎症作用のある痛み止めと局所麻酔を併用することで、麻酔量と痛みを減らして体への負担を軽減します。
そして、カロリーやミネラルが過剰にならないようなフードに変更することで、手術後の体質の変化に対応することができます。
いかがでしたでしょうか。避妊手術を検討される際に少しでも参考になれたら嬉しいです。
ご不明点あればお気軽にご相談下さい。