狂犬病予防

こんにちは!みなとおおほり動物病院です。

もうすぐゴールデンウィークですね。
夏はまだ先ですが、日によっては日中とても暑くなりそうなので、
しっかり暑さ対策をしてお出かけされてください🌞

当院はゴールデンウィーク中も通常通り診察を行います。
お困りのことがありましたら受診されてくださいね。
(健康な子のペットホテルの預かりは行っておりませんのでご了承ください)

猫を検診する獣医のイラスト

今回は狂犬病についてです!

詳しくはこちらにも記事があります

狂犬病ってどんな病気?

狂犬病は犬、猫、人も含めたすべての哺乳類で感染するウイルスで、感染後1〜2ヶ月で発症し100%死に至るとても危険な人畜共通感染症です。

症状は?

主に感染動物から咬まれたり、引っ掻かれた傷口から伝播されます。
発症すると動物では物事に極めて敏感になり、目の前のもの全てに噛みつこうとします。
最後には全身麻痺がおこり死亡します。

人では水を飲むのが苦痛になることから『恐水症』とも呼ばれています。
人も最終的には死に至ります。

日本では感染がないって聞きますが・・・

日本は周りを海で囲まれた島国で、1956年の感染を最後に国内での発生は確認されていないようです。

(現在、狂犬病の感染がない国〔清浄国〕は、世界中でわずか10数国です)

ただ、いつ入ってきてもおかしくない状況ですので、動物はもちろん人を守るためにも予防をすることが法律で定められています。

予防はどうするの?

犬に年に1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。
(万が一日本に入ってきたときに、発生の拡大とまん延の防止を図るため、登録も義務付けられています。)


・・狂犬病予防接種の流れ・・・・・・・・・・・

当院は福岡市獣医師会の会員病院なので
福岡市の鑑札、済票の発行も一緒に行うことができます。

①受付に狂犬病予防でご来院された旨をお伝え頂き、ハガキをお渡しください。

(※当日予約なしでのご来院も可能です)
(※初めて狂犬病予防接種される方、ハガキを紛失した方は、待ち時間の間にハガキにご記入お願いします)
※福岡市外にお住いの方はその旨を必ずお伝えください
市外にお住いの方は、お住いの地域の管轄での手続きが必要です。詳しくは受付へご相談ください

②獣医師の身体検査後、予防注射接種になります。

犬の予防注射のイラスト

③受付にてお会計、済票や鑑札のお渡しを行います。

・診察料
・狂犬病予防注射 2,650円(税込2,915円)
・注射済票 550円(非課税)
(・登録手数料 3,000円(非課税))

予防注射接種した当日は激しい運動は避けて安静にお過ごしください。
また、接種から1週間はトリミングは控えてくださいね。

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